工房 蟻 2011年06月

工房 蟻

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『豆な手しごと展』

梅雨に入り、雨が降って寒かったりじっとり蒸し暑かったり…でもお天気がイマイチの時は工房に引きこもり、腰を落ち着け制作するにはちょうど良い。

手しごとは当たり前だけど、とっても手間暇かかります。「パパッと」とか「ささっと」はできないから、そわそわパタパタしている時はなかなか上手く進まない。なので、こんなお天気もたまには良いのかも…と思いながら毎日ミシンにむかいます。



そんな手間暇かけた手しごとが7月9日(土)から矢巾町のギャラリー豆さんに並びます。




『豆な手しごと展』

7月9日(土)~7月24日(日)
10:00~17:00 *会期中は無休です

ギャラリーwith喫茶 豆
紫波郡矢巾町又兵エ新田5-162-1
☎019-698-2859
*駐車場もございます

「ギャラリーwith喫茶 豆」はサイフォンで淹れた美味しいコーヒーやベーグルをつかったランチが楽しめる喫茶店と、オーナーの長澤さんが選んだ工芸品が並ぶギャラリーを併設しています。
矢巾町の田園や南昌山がきれいに見えて、ゆったりした時間が流れる空間です。




今回、蟻と一緒に『豆な手しごと』による作品を出展してくれるのは

『ハックの家』田野畑村
蟻とさき織りと言ったらハックさんは外せません!3.11以降、更にお忙しくされているハックさん。でもハックさん、とても元気です!以前にも増して精力的に活動されています。
今回もハックさん独特の色づかいの「花咲き織り」で作ったバッグや小物がにぎやかに会場を彩るでしょう。

『キムラ布工房』盛岡 木村牧子
去年も初夏に一緒にヤドカリした木村さん。夏らしい手仕事と言えば木村さん(笑)晒にオリジナルのミシンのステッチをほどこした木村さんのお洋服は、手間暇かけた豆な手しごと。他にも、昔ながらの日本手拭いや風呂敷を木村さんのセンスでパッチワークしたカットソーやチュニック、スカートやパンツはオリジナリティ抜群です。夏の普段着にいかがですか?

『吉田 浩子』高知⇔盛岡
浩子ちゃんのガラスは蟻のブログでも何度か紹介させていただいてますが…わたしもファンの一人として、今回送ってもらう作品を楽しみにしています。彼女が高知の空のした、制作した器。どうぞお楽しみに。

『岩手県立盛岡峰南高等支援学校』盛岡
こちらは昨年度、蟻が講師でお邪魔していた高等学校。職業訓練の実習にとても力を入れていて、裂き織り、縫製
、木工、窯芸など。生徒さんが実習を通して根気良く手しごとしています。今回は木工班の力作の椅子や、裂き織り班の小物、窯芸班の器などが並ぶ予定です。

『工房 蟻』盛岡
「ハックの家」の花咲き織りを使用した襟巻きや、バッグ、ポーチなどの小物。デニムのリ・サイクルメイクによるバッグやバブーシュ、帽子などの蟻の定番が並びます。



美味しいコーヒーを飲みながら、『豆な手しごと』をゆっくりご覧になってください。
土日は蟻も豆さんにお邪魔しようと思っています。
皆さんにお会い出来るのを楽しみにしておりマス。

工房 蟻の婚礼衣裳 4 (2010.12.18)

蟻の婚礼衣裳、第三弾。今回はミチコちゃんのウェディングドレスをご紹介させていただきます。


ミチコちゃんはインターネットでオリジナルのウェディングドレスを作っているところがないか検索して、工房蟻にたどり着いた現代派(笑)2010年の夏に、直接お電話でお問い合わせいただきました(ネットで連絡先を調べられたようです)。

こんな時にいつも思うのは、手探り感たっぷりな思いをお客さまにさせてしまっているのでは?という心配。だから、直接工房にいらしていただく時にはなるべくご負担のないように…と心がけます。
過去に手がけさせていただいたドレスなどを、簡単ではありますが見ていただいて、それからゆっくりご検討していただき正式にお返事をいただいています。

ミチコちゃん、ヒサシさんご夫妻の時も同じ。先ずはお気軽に遊びに来ていただき、お話をしました。

ミチコちゃんの工房蟻の第一印象は「ここでウェディングドレスを作っているの?!」(笑)


それも仕方が無い(笑)作業場然とした工房。如何にも…なイメージは全くありませんので(笑)
でもそれがミチコちゃん、ヒサシさんの創造力を幸運にも掻き立てたようで(笑)初めてお会いしたとは思えないくらいリラックスした雰囲気でお話させていただいたのを憶えています。


お二人とは10歳も年が離れているのに(ウェディングドレスのお客さまの場合はだいたいそうですが 笑)好きな映画のタイプが似ていたり、お話のテンポが近かったり。
そして何よりミチコちゃんは明るくて聡明な女の子。
お二人らしいご結婚のイメージがしっかりとしていましたので、何が必要で何がいらないかをはっきり整理されていました。

貸衣裳もたくさん着た上でのお話だったので、とてもスムーズにドレスのデザインが決まりました。



ヒサシさんのご希望や、実際ドレスを着た雰囲気で「マーメイド」ラインのドレスに。そして、とにかく「シンプル」であることにこだわりがありましたので、貸衣裳ではなくオーダーメイドを選ばれたようです。

*披露宴会場のイメージは「トリコロール」
*新郎サマの衣裳は「ネイビー」でドレスもリンクさせたい
*カクテルドレスがないので2Wayタイプのドレス

などなど、しっかりご希望がありましたのでさりげなく蟻のエッセンスを取り入れ、お二人のご希望を最大限に形にする事に専念しました。



そして…2010年12月18日、晴れの良き日を迎えられました。










チャペルでの挙式はシンプルな純白のドレス姿。
スレンダーラインとマーメイドラインの中間くらいで、ミチコちゃんのスタイルがより引き立つように仕立てさせていただきました。

これは採寸、パターン制作、縫製全てお客さまに合わせた完全なオーダーメイドだからできる事。お一人お一人それぞれお似合いになるドレスのラインがあります。





披露宴では先ほどのドレスにジョーゼットをたっぷり使用したオーバースカートを重ねてイメージをチェンジ。






ウェストをマークしているベルトと、バックスタイルのポイントになっているリボンは、新郎サマのスーツと同じ生地を使用しました。
これもオーダーメイドの成せる技。






幸せいっぱいのお二人。


きっとこれからもヒサシさん、ミチコちゃんらしい毎日を過ごされるんだと思います。

どうぞ、末永くお幸せに!!

蟻の定番☆2 hakama pants

『hakama pants』

昨年の夏から蟻の定番に仲間入りしたこのパンツ。
たまに蟻の展示会「ヤドカリショップ」で販売したり、親しい人たちからオーダー頂いたり…もちろん、わたしも愛用しておりマス♪

特にジメジメするこの季節から夏の終わりまでは大活躍です。



今年はkasi-friendlyさんでお取り扱いいただいてマス。


昨日も薄手のベルガモリネンと秋冬まで使っていただけるちょっと厚手のアイリッシュリネンの『hakama pants』をkasi-friendlyさんに納品してまいりました。

kasiさんでは特に、冷え取りさんに人気のようです。

わたしもkasiさんで購入した冷え取り靴下4枚と薄手のレッグウォーマーと合わせてみました。


ちなみに履きこみすぎてくったりしている(笑)バブーシュも蟻の定番。


サンダルと合わせたりしても素敵。リネンのサラリとした肌触りとスカートのようにたっぷりしたラインで、暑い夏には重宝ですよ。


ちなみにkasiさん。ちょっぴり模様替えしてました。
わたしは「素敵な奥様コーナー(笑)」にキュンとしてしまいました。
オーガニックコットンのタオルやアロマキャンドル、kasiさんオリジナルのパッチワークエプロンなどが、グリーンと一緒にディスプレイされていました。

お近くを通ったらちょっと覗いてみてくださいね。

森のイスキアへ行ってきました。

今日の蟻はめずらしく工房外活動!!青森県弘前市岩木山の麓にある『森のイスキア』に行ってきました。



東北自動車道を降りて弘前市に入り、岩木山に向かう道


アップルロードと言う名の通り、道の両側が林檎畑。



遠くに岩木山が霞んで見えます。





しばらく車を走らせると、あっという間に岩木山が大きくなってきました。


頂上の三つの峰を横に見てみると、女の人の横顔に見えるんですって。



山間の道を走り、岩木山神社を通り過ぎて程なく、ついに見えてまいりました。


『森のイスキア』
温泉の湧き出る別荘地の一番奧にあります。



お昼の食事をいただく前に辺りを散策。弘前市も梅雨の晴れ間で暑い一日になりましたが、イスキアのまわりは気持ちの良い風が吹き抜けていました。




鶯、春蝉、カッコウの鳴き声を一度に聴く事が出来ました。



佐藤初女さん主宰の『森のイスキア』は悩みや問題を抱え込んだ人たちを受け入れ、痛みを分かち合う癒しの場として1992年に現在の場所にできたそうです。
素朴な素材でも心のこもったお食事は心の問題を解決し、からだも元気になると初女さんは言います。初女さんののおむすびはもう有名ですよね?



『森のイスキア』は宿泊施設。お風呂もあります。


このお風呂は『森のイスキア』を建てるとき、初女さんがゆったり入られるお風呂があれば…と思い、たくさんの方の力を借りて出来たお風呂だそうです。



スタッフの方に「気持ちが良いから是非、是非入って下さい」と勧められ入浴タイム。


窓がとても大きく、外の緑が綺麗に見えます。



そしてお風呂上がりに大人のブランコに乗って、またまた気持ちの良い風を受け、程よく汗がひきました。


このブランコは初女さんが出演した映画の収益金で設置したモノだそうです。


さあ、そろそろお腹が減ってまいりました(笑)ちょうど美味しそうな匂いがしてきたこともあり(笑)



スタッフの方の「用意が出来ました」の声で食堂へ。


今日のお昼の食事です。


みずはイスキアの裏山で採れたモノだそうです。人参の白和えや胡瓜の酢の物。初女さん曰く、今年の人参や胡瓜はいつものモノより硬いのだそう。



そしておむすび。


お米を少し硬いくらいに炊いてむすんだおむすび。呼吸をしているおむすびデス。


完食!!


美味しくいただきました!!



その後は初女さんのお話をお伺いしました。今年90歳を迎えられるとは思えないくらいのお元気さ。食事を通しての気づきのエピソードや、初女さんとキリスト教との出会いなど、たくさんのお話を伺いました。

話は戻りますが、先ほどいただいたお食事。ほんとうに普通過ぎるくらい普通のお食事。

でも、わたしはここ10年で一番と言うくらいよ~く噛みしめて、食べることに集中していただきました。高価な食材を使った訳でも、一流のシェフが作った訳でもないお料理が何故、人を救うのか知りたくて。

お食事の後に初女さんのお話を伺って、その答がわかったような気がします。わたしの母のご飯が美味しいのと同じ。イスキアを訪ねて初女さんの作ったお食事を召し上がってみてください。そして、その後初女さんとお話してみてください。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、一食のお食事から何故、自分がこの世に生まれたのかまでつながるかもしれませんよ。


初女さんを慕って集まって来たスタッフの方々もとても素敵な方々でした。
ほんとうに名残惜しい気持ちで『森のイスキア』を後に。
初女さん、スタッフの皆さん。いつまでもお元気でいらして下さい!!イスキアを必要としている方々が、またイスキアを訪ねる時の為に。
ほんとうにありがとうございました。



その後、岩木山神社によってお参り。こんなおかしな(笑)狛犬が!!






寄り道した産直にはこんな懐かしい雰囲気のアイスキャンディー♪




夏みたいなお天気の今日はソーダ味!!




こうして蟻の工房外活動は無事、終了いたしました。

ほんとうにほんとうに当たり前のコト。でも当たり前すぎて日々意識するのって実は難しいのかもしれません。
そんな「気づき」をおみやげに、さて明日から当たり前の日常に小さな「気づき」を見つける日々を続けましょう、と誓うわたしでありました。

森のイスキアへ行ってきます。

今日は夏至。

指折り数えた日。

やっぱりドキドキわくわくで眠りが浅かったし、朝がいつもより早くきた気がします(実際早かったのかもしれないげど)。
お天気も良いみたいだし、気温も上がりそう。さて、どんな一日になるのでしょうか。
100%楽しみだけとは言えない、得意な科目の試験を受けるような。不思議な期待感たっぷりで佐藤初女さんにお会いしに行ってまいります。

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工房蟻  五日市 美子
〒020-0877
盛岡市下の橋町1-26-2F
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