工房 蟻 岩手県立峰南高等支援学校☆1

工房 蟻

工房 蟻 の制作風景をのんびり綴っていきマス。

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岩手県立峰南高等支援学校☆1

昨年4月から峰南高等支援学校に通い始めて、あっという間の一年。残すところ、あと一回の授業となりました。
授業と言っても、ワタシが授業をするのではなく、通常の実習にワタシがお邪魔をする感じ。



こんな感じで時間になると生徒さんが実習室に集まって来て、準備を自らして、機織りが始まります。



丁寧に耳をそろえて…と言う先生方のご指導通り、数センチ織る毎に丁寧に織られているか確認しながら作業が進んで行きます



ワタシが峰南高等支援学校の特徴と思うところがここ。

綿の白い生地(シーツのような)を染めて使っています。もちろん、縦糸に使う綿糸も染めています。







この横糸になる生地は、染められた後、一定の幅に裂かれ、ほつれを丁寧にとり、巻き取られます。
縦糸も染められたら、管に手作業で巻き取られますが、これも思った以上に手間のかかる作業です。
どちらも、先生のご指導のもと生徒さんたちの手で行われる作業です。

綜絖通しもじっくり生徒さんが行います。



気の遠くなるような、機たての作業を先生と生徒さんがコミュニケーションをとりながら、コツコツ進めていき、ようやく織りの作業に入ることが出来ます。
生地が織り上がると次の工程。
この生地を使用して、製品を作ります。
コースターや名刺入れ、お弁当バックなどなど。
仕立ての難しいところは先生の指導が入る場合もありますが、縫製の作業も生徒さんの手で行われます。

簡単な説明でしたが、よーく考えるとスゴい事だと思いませんか?
生地を織る準備から製品の縫製まで、一貫して手がける。そうそう出来ることではありません。
ワタシが峰南に通って一番強く思ったのは、そんなことでした。

峰南高等支援学校には直売店が敷地内にあり、裂き織り製品のほか木工や窯芸、生徒さんが育てた花を使ったリースなどが売られています。
直売店についてはまた、あらためてご紹介したいと思いマス。





ところで、ワタシが峰南に伺って何をしていたかというと…
峰南の裂き織りの特徴を生かした製品開発のお手伝いでした。

裂き織りというと多色が使われているイメージがワタシの中では強かったのですが、峰南は縦糸も横糸も染めた綿を使っています。
そこで、あえて単色の生地を織ってみてもらう事に。アクセントに縦糸何本かだけ色を変えて、ラインをいれて。
峰南の裂き織りは、かなりしっかりした織りあがりなので、同じくしっかりした綿の帆布と合わせて日常に持ちやすいサイズのバックを作ってみました。



最初のサンプルを何個か作った後は、先生方、生徒さんと一緒に生地を組み合わせたり、縫製の手順を考えたり、一緒にミシンにむかったり…
あっという間の一年でした。

焦らずコツコツと作られたモノたち。機会があればたくさんの方々に見て欲しいな~、と思っています。



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盛岡市下の橋町1-26-2F
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